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2008/04/30 (Wed) うぃあーざわーるど
okinawa1 239





大学生時代は吉祥寺のディスコでバイトしてた。

ハイエナジーサウンド全盛の当時にしては珍しくブラックしかかけない店で、土曜日ともなると福生なんかのベースキャンプから黒人なんかも大勢来るような店だった。

そこで私はカウンターでシェイカーなんぞを8の字に振り回して酒を作っていた。

ある日、店に新しいバイト君としてタナベ君がウェイターで入ってきた。

タナベ君はプーだ。

そして、めちゃめちゃ外人恐怖症だった。




とある土曜日、夜も0時を回りオーダーがちょっと落ち着いたころにカウンターの中と外でタナベ君とくっちゃべっていた。

そんなときである。

6人の屈強な黒人が店に入ってきたのである。

周りを見渡すと他のウェイターはみんなテキパキ働いてて手が空いてない様子だ。

「タナベっち、お客さんだよ。席に案内してあげてよ」

あわてたタナベ君はプルプルしている。

1人の外国人ですら恐れ入ってしまっていきなり土下座をしかねない外国人恐怖症のタナベくんだ。
6人の黒人が入ってきただけでもう切腹さえしそーな勢いであわてている。

「ど、ど、どうしよー!!席に案内したらオーダーとらなきゃいけないじゃん!!かわってくれないかな」

「ダメだよー。自分カウンターだもん。頑張ってオーダー取ってきてよ」

「で、で、でもどう言えばいいかわかんないよ」

「なに言ってんの。ダイジョーブだって。落ち着いてよ。食われたりしないから」

「でも・・・」

「外国人つっても人間なんだから。フツーにしてれば怖くないって」

「で、でもさ・・・オレ怖いよ・・・」

「外国人の気持になればダイジョーブだから。アメリカ人だって日本人だって、みんなお互い「宇宙船地球号」の乗組員なんだからさ」

私はけっこうタナベ君のテンパリ具合を楽しんじゃっている。

「そうだ!!タナベっち。タナベっちは外国人なんだ。思い込めばダイジョーブっだから!!」

「でもオレ、福井出身だし」

「だから思い込むんだって。ほら、人間思い込めば何だってできるんだから。竹やりでスペースシャトルも落とせるから」

「そ、そうかなあ・・・や、やってみるよ」

「そうそう。タナベっちは今からもうタナベっちじゃない。アメリカ人のアンドレ・マクドナルドだ」

「そんなハンバーガーみたいのでいいの・・・」

「うん。おっけ。マックはモスクワにもあるし世界共通だもん。頑張って!マクドナルド!!」

「わかったよ。頑張るよ、おいらはマクドナルドだ」

いささかヤケクソの感もあるが
ともあれタナベ君はタナベ君なりのアメリカ人を演じつつ6人もの屈強な黒人相手に臆することなくオーダーを取りおえた。

「すりーラムコークに、すりージントニックね」

「おお!やるじゃんか!!マクドナルド!!」

そう言ったオレが、オーダーを取って帰ってきたタナベ君に見たものはまぎれもないアメリカ人マクドナルドだった。

なぜなら、タナベ君はアメリカ人がよくやる両手を広げながら両肩をわずかに上げる仕草でもって

「やれやれ、とんだ災難だったよ」

と、満面の笑みを浮かべながら私に言ったからである。

後ろからアハハハと笑い声が聞こえそーなぐらいのアメリカ人っぷりであった。



難しい本を貸してくれって言うから、難しい本を貸してあげて「どうだった?」って感想聞いたら「難しかった」って言ったタナベっちは今も元気だろーか。



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2008/04/26 (Sat) 鈴木さんの相談
071118_1411~01

ちょっとさぼってました・・・ちょっとじゃねーなw







「はなし全然違うんですけど、タカシなんですけど」

「あ、うん。タカシくん。どした」

「最近なんか反抗期に入ったみたいであたしの言うことちっともきかないんですよね」

「へえー。まあ、中一だから、そういう時期じゃねーの」

だいたいオレはこの手の相談っつーか、そーゆーはなしになると、そのガキがいくつだろーがいつも「そういう時期じゃねーの」って言ってる。いくつになっても「食べ盛りだから」って料理をすすめてくるおばさんといっしょだ。

「そーなんですか。そーゆーのよくわかんなくて」

「難しいよね、反抗期って。これっていう解決方法ねーからね」

「それに男の子じゃないですか、なおさらあたしよくわかんなくて」

「うん。でも、逆に男のほうが単純だから。反抗期もそんな長引かねーんじゃねーか」

「それだったらいいんですけど・・・」

「それに今、一年だから、かえって良かったかもよ。三年になって反抗期になったら受験とかあって大変じゃん。今のうちに済ませとくほうがいいって」

「そんなもんですかね。まあ今はまだ体もそんな大きくないし・・・」

「なにそれ?」

「えと、このまえなんですけど、家で、ゲームの時間は一日一時間って約束してるんですけど、なんか、ちかごろ約束を守らないからちょっと厳しく叱ったんです。そしたら、うるせー!!だって・・・」

「そっか。鈴木さんどなられちゃったか」

「それだけだったらいいんですけど。タカシが逃げようとするから、ちょっと待ちなさいよって腕をとったんです、そしたらアイツ」

「なになに。どした?」

「あたしの腕はらって「やかましー、厚化粧のばばあ」って」

たしかにタカシくんのお母さんは厚化粧だ。

「それであたし、チョーあったまきて、キーってなって、タカシの頬をひっぱたいたんです。そしたら」

「そしたら?」

「タカシが殴りかえしてきたんです・・・ひどくないですかー」

「殴りかえしてきたの!?それはヒデーね。親に手をあげるなんてねえ」

「ですよねー!!ほんとアイツ最近、乱暴で」

「でさ、なに。それグー? パー?」

「グーです」

「グーかあ。そりゃ大変だね」

「ですよねー。もーわかんない。どーしたらいいんだろ」

「鈴木さんさ、反抗期に入った男ってさ、みんなそーなんだけど、そーいったちょっとワルっぽいのをカッコイイって思っっちゃうんだよね。オレもそうだったから」

「よく言いますもんね、そーなんでしょーね」

「でもグーだもんね、ちょっとやりすぎじゃねえ。ダンナにびしっと叱ってもらったほうがいいんじゃねーの」

「はい。みんなもそう言うんですけど。でも、ダンナいっつも仕事、仕事って家にいないんですよ。ほんとそっちも困ってんるんですけど」

「そーなんだ、ダンナ、銀行カンケーだっけ?でもそれはオレに言われてもアレじゃん」

「ですよねー」




「それと、タカシ、隠してるんです」

「なにを?」

「エッチな本だとかビデオだとか、そーゆーアレを。そっちもどーしたらいいだろーって」

「そーなんだ。あいつも大人になったねえー」

「フツーのやつだったらいいんですけど。それがどーゆーわけかロリコンものなんですよ。このまえベッドの下を掃除してたら「14歳」っていうタイトルのDVDが出てきてビックリしちゃいました。このさき大丈夫かなーって」

タカシくんは13歳だ。こーゆーのでもロリコンというのだろーか??

「あはは、まあ、そういう時期だって。仕方ねーって」

「ほんとですかー。すっごい心配です」

「わかるけどさ、でもいつのまにかそーゆーのはおさまっから。そんな心配しなくっても」

「いつのまにかこそこそとエッチな本だとかビデオだとかを隠さなくなるんですか」

「隠す隠さないの問題でもねーけど」

「やっぱり叱った方がいいんですかね?」

「ダメダメ。絶対ダメ。そこはさ、わかってても知らないフリしとかないと。もし叱ったりするとスゲー傷つくよ」

「そんな傷つきますかね」

「チョー傷つくらしーよ。暴れたくなるほど恥ずかしいものらしいし、家出したくなるほど恥ずかしいものらしいし、自殺したくなるほど恥ずかしいらしいから。聞いたところによると」

「えー、そうなんですか。わかりました。じゃー見なかったことにしときます。それでタカシですけど、野球のときにFineさんからも何か言ってやってくれませんか。なんか野球部の人には心を開いているみたいなんで。このまえも、お古のバットと本をもらったことを嬉しそうに話してたし」

「え、あ、そんなこと言ってた?うん、わかった。今度あったときちょっと話してみるわ」

「はい。お願いしますね」






この場を借りてタカシに忠告しておく。

一つ。親を殴るときにグーはやめとけ。

二つ。あげた本(プレイボーイ)の話とかを親に話すな。

三つ。「14歳」などというロリコンもののDVDなんか見るな。野球部の佐藤みたいにろくな大人になれねーから。

四つ。ベッドの下は見つかりにくいと思ってんのかもしれねーけど、世間じゃ、ベッドの下イコール「ダンディズムを磨き上げる男の本棚」という方程式が成り立っているから、かえって見つかりやすいんだ。
ギターのハードケースの中にしておけ。
ここは安全だ。

以上。






【コメント 嬉しい♪楽しい♪大好き♪】

コメントするとタヒチ旅行が当たる!!!    かもよ・・・

【ばついち。だっけなんだや】

FineDays

Author:FineDays
プロフィール写真を変えてみた。
女豹のポーズの写真とどっちにしようか悩んだけどな。
思いきり背中そらせた上目使いのやつ。
でもやっぱ、まだ処女性をアピールしたい年頃じゃん?
「美尻伝説」打ち立てんのはまだ先でいいかなあって。
もうちょい清純派路線つらぬくわ。
でもなそうは言ってもな
アンアンの「SEXで綺麗になれる」特集とか見て来る日に備えてっから☆

【カウンター跳ね上がれ!マッハで♪】

【かてごり】

【激鬱を治癒する物語たち】

【リンク 行ってみれ】

あの娘のもとに                               飛びますっ!飛びますっ! 

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